ニュースリリース
Advanced Genomics APAC Co., Ltd.との膀胱がんスクリーニング検査に関する独占的サービスプロバイダー契約等締結のお知らせ
- 2025年1月14日
- プレスリリース
この度、当社はAdvanced Genomics APAC Co., Ltd.(以下「Advanced Genomics APAC社」、所在地 台湾、Managing Director Andy Chang)と、Advanced Genomics APAC社が販売する膀胱がんスクリーニング検査「GALEAS™ Bladder」に関する日本国内での独占的サービスプロバイダー契約、およびAdvanced Genomics APAC社のその他のがん遺伝子検査等に関する日本国内でのサービスプロバイダー契約を締結いたしました。
現在、膀胱がんの検査には、身体的負担の少ない検査として尿細胞診等が用いられています。しかし、技術的な制約により、身体的負担がある膀胱鏡検査の要否を判断するためのスクリーニングとしては、依然として課題が存在しています。近年では尿や血液等を用いたリキッドバイオプシーの進展に伴い、身体への負担を軽減しつつ、高精度な検査法の確立が期待されています。
GALEAS™ Bladderは、尿中のゲノムDNAを次世代シーケンサーで解析し、膀胱がんに関連する遺伝子変異を高感度かつ正確に検出するスクリーニング検査です。この検査では、膀胱がんのすべての悪性度およびステージで見られる主要な遺伝子変異を調べることにより、筋層非浸潤性膀胱がん (NMIBC) と筋層浸潤性膀胱がん (MIBC) のいずれに対しても、膀胱鏡検査と同等の精度を実現しています。
本契約により、当社はGALEAS™ Bladderの日本国内における独占的なサービスプロバイダーとして、医療機関向けに臨床検査(非保険診療)を提供し、また製薬企業および大学・研究機関等へ同受託解析サービスを展開いたします。さらに、Advanced Genomics APAC社が提供するその他のがん遺伝子検査等を活用した臨床検査および受託解析サービスもあわせて開始いたします。
(参考)オンコセラピー・サイエンス株式会社リリース
https://www.oncotherapy.co.jp/wp-content/uploads/2025/01/250114_01.pdf